さとうきび6年目のシーズンが始まりました

あっという間に3月に突入。早くも6年目のシーズンが始まりました。
今冬は暖冬ときいていたのですが、ここに来て気温がぐっと下がり、暖かな朝まであともう少しといったところです。



さて、6年目のここにきて、畑の約半分を初めてリフレッシュしてあげることといたしました。

さとうきび畑は、栽培期間が1年のうちのほとんどで、実質1月〜2月の間しかお休み期間がありません。


玉ねぎのように、次のシーズンに向けて半年まえから土を整えるといったことができません。お休み期間が夏場でしたら、太陽の力をお借りしてやれることも多少はありますが、いかんせん、オフは真冬。
風も強すぎて作業もままなりません。

畑を一年毎にローテーションして定期的に休ませるなど、うまく回していきたいと常々考えておりましたが、諸事情により、休みなく5年間連作で実現が先延ばしになっていました。


今回、6年目のシーズンに向けて、作付け面積をどうするのか直前まで検討していましたが、これからの未来を見据え、いまのうちにとりあえずでも畑の半分を利用して土を整えなおそうと決断。


さとうきびの残渣も同じ畑の中でなるべく循環させることができたらいいなと考えています。


思い描いたようにいくかはわかりませんが、さとうきび栽培は一年に一度。とにかくやってみないことには学びも発見もありません。

わたし自身、まだまだわからないこと、知りたいことがいっぱいです。
さとうきびにおしえてもらうことも、日々尽きません。

うまくいったことも、うまくいかなかったことも、全部来期の肥やしにして、より良いものを少しでもお届けできるよう、わからないなりに工夫をこらして一歩ずつ前進していくしかないと思っています。



今年一年いろいろ試みたうえで何かしらの手ごたえが感じられたら、「小さな甘い循環」の輪をもっと大きく広げていくつもりです。


6年目のシーズン、とにかく始まりました。きっと山あり谷あり。
つまづきそうなときは、あなたがくれた温かい応援のことばを支えにして、力に変えていきます。


今期もひきつづき、よろしくお願いいたします。