my noble sugar(マイノーブルシュガー)の活動を通して得たさまざまな経験や気づきをもとに、つくり手の視点から自由に綴ったコンテンツです。
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その他土って何?藤井一至著「大地の五億年」から感じたこと
幼い頃、校庭の土で「コンコン集め」をして遊んだ記憶があります。表面のざらついた砂を避け、その下にわずかにあるきなこのように細かい土だけを手でかき集める。どれ... その他「丁寧な〇〇」の丁寧ってどういうことなんだろう
「丁寧な暮らし」「丁寧な生き方」「丁寧なものづくり」──そんな言葉をよく耳にする。「丁寧」という言葉は、たいてい何かを修飾するかたちで使われる。そもそも、丁寧... 食計算し尽くされたシンプルなおいしさ!マリールゥのパンケーキミックス
さて、今回はパンケーキのお話。お店で食べるパンケーキも良いけれど、おうちで気軽においしくつくれたらうれしいですよね。パンケーキの素材はいたってシンプル。家庭... さとうきびさとうきびの葉っぱを拡大してみた様子
朝露が宝石みたいです。 葉の水孔から排出された水滴(いつ液) 雨上がり直後の雨の水滴 ミルフィーユよりも細かな、平行に連なる繊維の束 両サイドにあるとげのような... その他「良いもの」を選ぶことにとらわれていた、と気づいたときの話
はじめに 化粧品や食べ物など、体に直接触れるものは、いろいろと調べたうえで、「良いもの」「良いとされるもの」を自分なりに見定め、長い間、その「良いものカテゴリ... さとうきびさとうきび栽培、ゼロから始めた初年度の記録
「お砂糖をいちから作ってみたい」──そんな好奇心から、さとうきびの栽培を始めて6年。加工に取り組んで5年が経ちました。実地経験はゼロのまま、いきなり畑に立った6年... さとうきび苗取り寄せのハプニングで身に沁みた、産地や肩書きよりも大切なこと
今年度は、さとうきびの株の入れ替えを3年ぶりに行い、全ての苗の植え付けを終えて約一ヶ月が経ちました。例年よりも3月後半寒い日が続いたため、4月に入ってからの植え... 食本物のメープルシロップ作りに添加物が使われている事実から思うこと
いまやすっかり定番の甘味料となったメープルシロップ。本場のカナダやアメリカからたくさんのメーカーのシロップが販売され、グレードもさまざまです。クセが少なく自... お砂糖散らばっていた点と点がつながって、ようやく一本の線に
今日は3月10日、お砂糖の日です。さとうきびを育み、初めて加工して含蜜糖をつくってみてから早5年。今回は、加工を続ける中で、散らばっていたひとつひとつの事象が、5... さとうきびお砂糖を再利用し、米麹で発酵させる肥料作り
さとうきびを育むためには欠かせない肥料。わたしたちは毎年、米ぬかを中心とした植物性の肥料を自作しています。前回、さとうきびの搾りかすを自然に堆肥化していると... さとうきびお酒とチーズの香りから始まる、さとうきび搾りかす(バガス)の行方
さとうきびの茎を搾ったあとの搾りかす、いわゆる「バガス」と呼ばれる残渣。紙の原料や燃料などに再利用されるなど、バイオマスとして注目される機会も多くなってきま... お砂糖さとうきびからお砂糖になる様子
さとうきびの茎は、葉っぱを剥ぐとロウやら土やら黒ずみやらで上部のように大変汚れています。わたしたちは、手間でもこれらを一本ずつ丁寧に磨いて下部の状態にしてい...